4月。せわしない日々…今年の桜前線のようにノンビリと、この世の旅路を歩みます。


東風(こち)吹く頃。晴れた日曜日の礼拝とお墓参り。2012年4月29日(日)

読者の皆さん、こんにちは。やっと春らしい暖かい日になって来ました。本日は初夏を思わせる気温の高さで、東から吹いてくる春風が気持ちよく感じました。私は、本日の朝に訪問介護の仕事が30分だけありましたが、何事もなく訪問介護は終了。松戸駅前から愛車を駆って教会の礼拝に行きました。本日のマド・松本は礼拝の「生花当番」 教会の帰りにお花は息子の眠る教会墓地に持って行くつもりだったので、生花は春らしい可愛いものにしました。もうすぐ息子の命日ですので、男の子のわりには「可愛いもの、綺麗なもの」が好きだった最愛の息子が偲ばれます。

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教会の礼拝にて、マド・松本。

この写真は、教会の大先輩のジェーン・エア姉が撮影してくれました。メカにめっぽう弱いジェーン・エア姉。この写真は頭が切れてないから良い出来です(先週は頭が切れて撮れてました)ジェーン・エア姉は、本日は「奏楽」のご奉仕をされていました。お疲れ様でした。

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本日の生花はそのまま礼拝後ラザロ霊園に持っていきます。

新しい教会の幻を抱く。

週、教会では新年度に向けての「総会」が開催され、教会員それぞれの教会への思いが語られました。新しい会堂への思い、沢山の人に来てもらえる教会にする為への思い、教会の財務に対する思い…etc。 教会員の誰ひとり「現在のままの教会で充分。現在のままで良い」と思っている人はいません。それは、教会と云う場所が、イエス・キリストにあって「共に歩む」「いつも新しくされる」と云う性質を持っているからだと思います。「教会は、主と共に、御心に向かって前に進む」と云うことです。

新しくなる、と云うこと。

聖書には「良い木には良い実がなる」とあります。イエス様を頭にして歩む教会には、きっと良い実がたくさんなるのだと思います(全ては御心、全ては祈りによって、です) で、今年度は、な~んとなく(マド・松本の予感)教会は少しづつ新しくされていくのでは…と思います。 ミッションステートメントも決まり、信仰が新たに熱くされているようで、本日の礼拝では、青年及び少年少女からなるプチ聖歌隊(?)その名も「初穂」が結成されました。その歌声は瑞々しく、エナジーに溢れていました(良いなぁ…若いって)

また、婦人会では「手仕事会」が発足、本日活動を開始していました。これは「義援金だけではなく、何か自分たちの手と時間を使って(捧げて)被災地の方々に品物をお渡ししたい」と云う趣旨です。もともと当教会は手芸上手が揃っているから適材適所かも知れません。こうして、新しい試みが小さな風となって、教会の中を吹き抜けて行くのは良いことだと思うと同時に、ここに「神様のご計画」があり、ここに「神様の励ましと恵み」があるのだと思いました。

春爛漫のラザロ霊園

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教会を出発する時に、A藤姉が教会の花壇から摘み取ってくれたパンジーの花。小さな小さな花束にして、生花と一緒に教会墓地に飾りました。

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だから、教会墓地は、今、こんなに綺麗にお花が飾られています。

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ラザロ霊園の花々にやってくる蝶。




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春雨の礼拝。2012年4月22日(日)

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読者の皆さん、こんばんわ。朝、目が覚めたら曇り空でした。昨日、美味しい料理をたくさん食べたので、本日の朝ご飯は軽く済ませ、お昼は教会でおにぎりを2個とコーヒー2杯、それと牧師夫人の手作り「チョコレートケーキ」を1ピース頂きました。美味しかったです~♡

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牧師夫人の焼いてくれた「チョコレートケーキ」教会にはお菓子作りの名人がた~くさんいます。

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本日の礼拝の生花はM姉のご奉仕。今朝まではお庭に咲いていたようなシンプルな草花は瑞々しく、可愛らしい印象です。アネモネ、山吹、クリスマスローズなどがガラスの花瓶を這うように自然な形活けられています。

本日は献金のお当番でした

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大輪の赤いアマリリスと一緒に。マド・松本。

教会のお当番(奉仕)で、一番困るのが「子供説教」相手は子供でも、イエス様の素晴らしさや教会生活の大切さをどう伝えたら…と考えると、責任重大。だから緊張します。で、次に苦手なのが献金のお祈りのお当番です。教会の皆さんが献金した籠を持って前に出て「感謝献金のお祈り」をするのですが、やはり緊張。ことさらに、上手に、流暢にお祈りする必要はありませんが、自分の言葉で素直にお祈りをする時、齢(よわい)53才になっても、幼い子供のような気持ちになります。ドキドキ、ビクビクで神様の前に進み出る時…人は誰でも無力で弱い「幼子」のような気持ちになるのかも知れませんね。

本日は礼拝後「総会」があり、マド・松本は書記をさせていただきました。微力ながら、教会のお役に立てることもあり、大変感謝しています。

春雨のラザロ霊園。

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「仕事」と「ランチ」と「お墓参り」の週末。2012年4月21日(土)

読者のみなさんこんばんわ。あまり暖かく感じない春…。イースターも、桜の頃も過ぎたのに、春爛漫には程遠い4月の下旬となりました。本日は、朝から訪問介護2件、新規契約1件…と、午前中は仕事に追われましたが、午後は、気の合うマイミク「いで」ちゃんと、地元の「フランス家庭料理の店・ペイネ」でランチをしてきました。仕事に振り回されてはいますが…先日の「歌舞伎」に引き続き、私らしくリフレッシュが出来た土曜日の午後でした。

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商店街の端っこにポツンと建っている「フランス家庭料理・ペイネ」トリコロールカラーの入り口の屋根が可愛いです。店内は静かで、ガチャガチャしていないから落ち着いてお食事やお喋りが出来ます。

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前菜(6種類)は、タコのマリネ・キッシュ・鴨の燻製・豆のオリーブオイル煮込み・ラタトゥーユ・サーモンのブランダード。 こう云った可愛い小さなお料理って、食欲をそそります。 「食」は、見ても美しく、食べて美味しいものが文化。白い大きなお皿に盛られた小さな料理は、ひとつひとつに手がかかっています。

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「いで」ちゃんとは「仕事の話」も「旅行の話」も「歌舞伎の話」も合いますので、話が尽きませんが…この日、一番使った言葉は「美味し~い!」です。

マド・松本が注文したメインデッシュは「豚ヒレ肉のロティ」

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豚肉のロティは、フランスでは代表的な家庭料理のひとつ。さしずめ…日本で言えば肉じゃがみたいな感じのスタンダードメニューです。ベーコンに巻かれた豚のヒレ肉は柔らかくあっさりしています。添えられた温野菜は、甘味があってとても美味しいです。キノコの香ばしさを楽しみながらいただきます。

「いで」ちゃんが注文したメインデッシュは「リブステーキ」

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骨付き肉の照り焼き。香辛料と甘辛いタレの味がマッチして、食べやすいお味になっています。もともと骨付きの部分は、肉が一番美味しい部位ですから、じっくり、こんがり焼かれたお肉は絶品! 添えられたオレンジが全体的に清涼感のある美味しさに引き立てられ、飽きない美味しさです。美味しいものには目が無い二人…。楽しくお喋りしながら、残さずキレイにいただきました。


デザート

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お腹いっぱい食べても、デザートは別腹です。カフェプリンとイチゴのシフォンケーキは、私と「いで」ちゃんが「あ~、このデザート、美味しい!」と言っている間に、ふたりの底なしのお腹に納まりました。「いで」ちゃん曰く 「ケーキの中でもシフォンケーキはカロリーが少なくて身体に良いンですよね」と。それはそうなンですが…シフォンケーキに添えられた甘~いイチゴクリームは、カロリー計算には(永遠に)入りません。

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大変満足のマド・松本。今、まさに至福の時でございます。地元に、こんなに美味しい「フランス家庭料理のお店」があって感謝です。「ペンネ」はリーズナブルなお値段も魅力的です。前菜、メインデッシュ、パン、デザート、コーヒーで、1600円はランチ特価。時々は来たいお店のひとつです。

そして…。

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「いで」ちゃんが焼いてくれたパンと、アメリカ土産のタオル。星形のキーホルダーかと思ったら、マジックタオルと書いてあって…広げるとタオルになるみたいですが…勿体ないから、しばらく星形のまま眺めて過ごします。無類のディズニーランド好きの「いで」ちゃん。本場アメリカのディズニーを堪能してきたようですね。

帰り道…ちょっと寄り道して「お墓参り」してきました。

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ラザロ霊園。墓地では、春の花々が咲いて、小さな箱庭が並んでいるような感じです。鶯野谷…と云う地名に相応しく、この日、雑木林の中から、美しい鶯の「ホ~ホケキョ~」が聞こえてきました。 心に染みるような春の音です。

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教会墓地。クリスマスローズの花期が終り、種がこぼれていました。今、教会墓地では、パンジー・ペチュニア、ベコニア、デイジー、水仙が咲いています。色鮮やかな春の花々…。きれいです。

間もなく、息子が天国に旅立って6年が過ぎようとしています。




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大好きな歌舞伎鑑賞に行ってきました。2012年4月15日(日)

読者の皆さん、こんばんわ。昨日が雨だったので、お天気を気にして目覚めた朝…。本日はきれいに晴れて、春の暖かさを感じる日曜日となりました。私は、教会の主日礼拝はお休みして、大好きな歌舞伎を観るために、半蔵門の国立劇場まで行って来ました。

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国立劇場のしだれ桜の前で、マド・松本。


お天気が良かったので、着物を着て行きました。本日の着物&帯は、先日このブログでも書いた「実家の妹が送ってくれた古い着物と帯」です。送られてきた時は、帯に少し染みがあったり、型崩れしていたり…。それでも、染みはベンジンで綺麗に染み抜き、帯は自分で(見様見真似)名古屋帯の形に仕立て準備万端。古い帯締めもあったので、本日は、ちょっとレトロで地味目の着付けとなりましたが、美しいイチゴ柄の刺繍の帯は、春らしくて良かったです。

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通し狂言・絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)

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「四谷怪談」で有名な鶴屋南北の原作が歌舞伎になっている「絵本合法衢」片岡仁左衛門さんが、超~悪役を一人二役で大活躍。ちょっとオドロオドロしい場面も多いけれど、観ていて退屈しない面白さ。サスペンスタッチの江戸歌舞伎でした。昨年、話題になった「片岡愛之助」さんの演技が見られて良かったです。そして、片岡仁左衛門さんの迫真の演技は、若い人には出来ない円熟の悪役…。本当に、凄い悪役なンですが、どこか人間味を感じてしまいました。中村時蔵さんや片岡秀太郎さんの女形も綺麗でした。

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劇場の雰囲気が好きな私。開幕前の客席のざわめきとかも好きです。今回は1階8列目だったから、とても良く見えました。迫力が十分伝わってきました。

いつもの通り、幕間は3階の「向日葵」で幕の内弁当。

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季節季節で微妙にお弁当のおかずに変化が…。今回は焼き魚が鮭、御煮しめに若い筍が入っていました。ここのデザートはココナッツのフラマージュ(?)これが、とっても美味しいです。これだけは変えないでほしい!

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在、歌舞伎座が新築中。歌舞伎はもっぱら国立劇場です。歌舞伎鑑賞は「着物」「幕の内弁当」…etc。 定石通りの休日に大満足のマド・松本でした。




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「桜のトンネル」30分のサボタージュ。2012年4月12日(木)


読者の皆さん。こんばんわ。桜は今が盛り、春爛漫です。私は本日、少々仕事が忙しく心も疲れてしまいそうだったので、仕事の途中だったのですが、30分のサボタージュ、訪問先からの帰り道、ちょっと寄り道をして、今年一番の桜を観る為に愛車を走らせました。

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松戸市紙敷から八柱霊園…そして松飛台まで、全長2㎞程の長い長い桜並木は、まるで桜のトンネルのようで、この世のものとは思えない美しさです。昨年、大震災の後…どんなに大惨事があっても、桜は咲くのだと、私の心を癒してくれた、この長く美しい桜並木を、今年も通ることが出来て感謝です。

花が好きな私。特に桜には別格にパワーがあるような気がします。美しい桜並木を通る時、神様の創造物の素晴らしさに、ただただ感嘆するのみです。

           神のなさることは、時に叶って、美しい。



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イースター、おめでとうございます。2012年4月8日(日)


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教会のイースター礼拝にて。マド・松本。

シルクのワンピースを着るのは数年ぶり…最近ではパンツルックが多くなってきている私ですが、私の罪の為に十字架の苦しみを受け、3日目に死に勝って復活された主イエス・キリストを祝うこの日、久しぶりにシルクのワンピース、ハイヒール、パールのネックレス、と、心から本日のイースターを祝う気持ちで装いました。礼拝の生花は、G姉のご奉仕で、春らしく桜と小菊でした。

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イースターの飾り付けは「命」の象徴でもある玉子が一般的です。教会では、私が子供の時から現在に至るまで、イースターの日には「玉子(イースターエッグ)探しゲーム」を楽しみます。

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イースターエッグの籠を持って…マド・松本。幾つになっても、春爛漫のイースターに心がときめきます。

雑感・本日の牧師先生の説教「生きておられる方」を聴いて。

聖書には、イエス様は前もって「私は十字架によって死ぬが、3日目に蘇える」と明言されていました。その言葉は、弟子たちも、周囲にいた女性達も聴いていたはずなのですが、実際にイエス様が十字架の上で亡くなられると、悲しみと絶望のあまり、何もかも見えなく(考えられなく)なってしまいます。だから、葬ったはずのイエス様の遺体が3日目になくなった時「ああ、名言されたとおりに復活されたのだ」とは思えず、亡くなられたイエス様の遺体すら失ってしまった、と思い、さらに悲しんだとのことです。


ちろん、実際にはイエス様は復活を果たされ、すでに墓にはいなかったのですが、現代の私達にも、この「悲しみのあまり本質が見えなくなること」は多くあるように思います。 生きておられる方を墓の中で一所懸命にさがしてしまった弟子達のように、人間とは、弱いものなので、悲しみや苦しみに立ち向かっていくにはあまりにも無力です。

だからこそ、いつも祈って、信仰の兄弟姉妹と助け合って、厳然と「生きておられる方」イエス様を見失わないようにしなければいけない、と思いました。嘆き悲しむ時。絶望や孤独に不安になる時。あるいは何もかも順調にことが運び追い風の時…密やかにサタンがこちらを見ていることを忘れてはいけないからです。イースターのこの日、私が教会の礼拝に行くことができ、愛する教会の兄弟姉妹とともに「愛餐会」で主の食卓を囲むことが出来たことに深く深く感謝して、これからも「この世の旅路」を歩いて行きたいと思いました。

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イースターうさぎ。うさぎは多産なのでイースターの飾りに登場します。

イースター礼拝の後は「持ち寄り愛餐会」です。

本日のお昼ごはんは「持ち寄り愛餐会」でした。教会員が皆でそれぞれに持ち寄った手料理やお菓子で、楽しく会食をします。昨日のブログでご報告した通り、マド・松本は「ナスのしぎ焼き」「リンゴのコンポート」「果物」を準備しました。飲み物は「ピーチ紅茶」と「プアール茶」そして「かもめの玉子」(斉藤製菓)を持っていきました。

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ズラリと並んだ皆の手料理。どれも美味しそうです。

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お菓子もたくさん並びます。私の通う教会は、お菓子作り名人がたくさんいます。

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「かもめの玉子」を持って…マド・松本。イースターのお菓子に丁度良いかな?と思い…。

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同じことを考える人がいるもンで…。これは教会員の「あずき」さんの四国土産「鶏卵饅頭」 箱がとっても可愛いので写真を撮りました。すると、またまた同じようなことを考える人がいるもンで…教会の高校生(レナさん)が「この箱、可愛いから欲し~い!」と。お菓子よりも空箱をご所望のレナさん(人形作家志望)でした。

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こんなふうに、自分の食べたいものを自由に取って食べるビュッフェ方式の教会愛餐会。意外とお腹が一杯になります。巻寿司あり、お赤飯あり、ピラフあり、サンドウィッチにグラタン、サラダ、から揚げ、ミートローフ…etc お菓子はパウンド、マカロン、ブラウニー、コンポート…etc

マド・松本的 「今回のベストスウィーツ」はこれ!

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福島から避難中のS姉が福島から「お取り寄せ」して下さった「粟饅頭」 これは美味しかったです。表現するのが難しいのですが、フワフワして、モチモチして、アッサリして、口当りが良くスルル~ンと食べられました。姉妹方のお手製スウィーツも抜群に美味しかったのですが、この「粟饅頭」は久々のヒット!秀逸のスウィーツでした。



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明日はイースター。今、桜がきれいですね。2012年4月7日(土)

読者の皆さん、こんにちは。あまり暖かくなりませんが、桜は満開となりましたね。けっこう強い風が吹いていますが、今が盛りの桜(ソメイヨシノ)は、散ることなく咲いています。よく「散り際」と云うけれど、その時までは、雨が降ろうが風が吹こうが…見かけによらず「強く、美しい桜の花」は、やっぱり素晴らしいなぁ。


そんな春の週末、実家(川崎)から思いがけない宅配便が…。

私の生まれ育った川崎市多摩区の実家は、多摩川が近くにあり、釣りやサイクリング、夏には花火大会が開催されます。最近では区画整理が進み、たまに川崎に帰っても、すっかり綺麗になっている街並みに驚くばかりです。時々催される小学校のクラス会などで川崎に行き、懐かしさもあって街をブラッとしたくても、知っているお店(本屋・薬屋・おもちゃ屋・洋品店…)はなく、代わりに大型スーパーやコンビニが多く見られます。川崎を離れて暮らすようになって32年ですから、仕方がありませんけど、ね。

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川崎市多摩区の多摩川。今年も桜が見事に咲いているそうです。(実妹撮影)

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義弟にダッコされている実家の愛犬サクラ。



妹が実家の納戸部屋の整理をしていると…。

本日、妹から宅配便が届きました。妹曰く「納戸部屋の片づけをしていたら古い着物が出て来たので、お姉ちゃんに送ります」と。

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単衣の地味な着物ですが、たぶん亡き母の着物だと思います。ただ、私は母が夏に着物を着ているのをほとんど見た記憶が無いので、ピンときませんが…この柄は私の好みなので、この夏、是非、着てみようと思います(着丈がちょっと短いから、普段着にします) 帯はイチゴの柄で、とても可愛いです。この帯も見覚えがないのですが、しなやかで締めやすそうです。遊び心で他の着物と合わせてみたいと思います。

懐かしい着物の思い出。

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送られてきた着物の中に、見覚えのある羽織が入っていました。たぶん、これは黒の留袖と合わせて誂えたものだと思います。私が小学校高学年の頃、出来上がってきたこの羽織(着物)を見て、母が「図柄が日光の東照宮なんだけど…ちょっと派手かしら」と言っていたのは鮮やかに憶えています。あの時は幼くてゼンゼン判らなかったけど、新しい着物が届いて、母はすごく嬉しかったと思います(自分で着物を着るようになって、やっと、その気持ちが解ります) 今は、もう、かなり色褪せてしまったけれど、出来上がったばかりの黒い羽織の東照宮の図柄は、本当に鮮やかでキラキラしていました(憶えています)

三階松は実家の家紋ですが…。

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もともと、黒留袖は着ないので、この、母の形見の羽織も着る機会はないと思います。それと、この羽織には実家の家紋「三階松」が入っていますので、さらに着ることはないと思います。ただただ懐かしい、母の思い出が蘇える羽織です(リサイクルして洋服にでもしましょうか?)私はまだ黒留袖が似合うほど大人ではありませんので。


ところで、明日はイースター。だから本日は「愛餐会」の準備中です。

イエス様の復活を祝う「イースター礼拝」 その後の愛餐会では、皆で持ち寄ったお料理やお菓子を楽しくいただきます。さて、マド・松本も何か作らなくては…と、試行錯誤の結果「リンゴのコンポート」 「ナスのしぎ焼き風お浸し」 「キウイとイチゴ」を持っていくことにしました。愛する兄弟姉妹と共に主の食卓を囲むのは、本当に「神様の恵みの時」であると思います。

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リンゴとアンズのコンポート


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ナスのしぎ焼き風のお浸しにはアスパラガスを添えて。


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キウイとイチゴ

教会の婦人会には、お菓子作り名人がワンサカいますし、お料理上手もワンサカいます。マド・松本もお料理は、作るのは大好きですが、愛餐会の時はもっぱら食べるほうに専念(?)したいと思います。




私の「小さな桜四景」

春が近づくと、まず「梅」そして「椿」…春本番になれば「桜」 今年も、私の身近な桜は、やや開花が遅れながらも、満開の美しさを見せています。そんなマド・松本の身近な「桜四景」をご紹介します。

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まず、ひとつ目は、私の職場の建物の横にある1本の桜の木。大きな桜の木は、羽を広げるように横に広がり、とても1本だけとは思えないほどの見事さです。この桜を観ながら、しばらくはマド・松本の通勤も楽しいものになります。

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ふたつ目は松戸市八ヶ崎の桜並木…本日はピアノのレッスンがあったのでこの道を通りましたが、あまりにも綺麗なので車を止めて写真をとりました。

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そのピアノのレッスンに通っている新松戸も桜が綺麗でした。

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そして最後は、マド・松本の我が町の駅前の桜並木。さほど広くない駅前通りの両側を覆うようにアーチ型に咲いています。ここの桜も老木ですが、趣きがあって風格も感じます。ああ…今年も我が町の満開の桜が見られて、本当に嬉しいマド・松本です。


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新年度は教会の礼拝からスタートです。2012年4月1日(日)


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教会の礼拝にて。マド・松本。


読者の皆さん、こんばんわ。 4月。新年度になって、教会でも新1年生(新中学生、高校生、大学生)がチラホラといました。初々しくて良いですね。私は単純だから、4月って、何だか自分も新しくなる感じがして好きなのですが、今年は例年になく、桜の開花が遅いように思います。私の住む街の駅前は、大きな桜の老木が、通りを覆うように桜が咲いて、毎年きれいなのですが、今年はまだ蕾が膨らんでいるだけの状態です。いつも満開の桜を見て「ああ…1年が過ぎたンだなぁ~」と思う私なのです。

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本日の礼拝の生花はN姉のご奉仕で大輪の椿。花瓶からあふれるような動きのある活け方が素敵です。昨年の今頃もブログで書きましたが、カメリア(椿)は、マド・松本の好きな花なのです。

❀ ❀ ❀ 雑感・新年度に思うこと ❀ ❀ ❀

新しい年度…教会では、総務委員と婦人会の世界祈祷献金をお引き受けし、奉仕当番は「生花」「昼食」「掃除」などを時々させていただくことにしています。後は、教会墓地のお掃除をボチボチやって、霊園便りを時々作って貼り出すことにしています。そう思うと、あまり変化のない教会生活のように思うのですが、イエス様は日々、私を新しくして下さっています。

2012年4月から「介護保険改正」に伴って、介護保険の内容や報酬が変わります。

マド・松本の仕事は「訪問介護ヘルパーステーション」での管理者。でも、現場が大好きなので、ヘルパー業務にも出かけます。だから、管理者兼サービス提供責任者兼ヘルパーなのです。で、今回の「改正」…。「改正」って云うからには、現在より良くならないとオカシイ…と思うのですが、今回の改正は…「あ~あぁ」と溜め息ばかりが出てしまいます。

昔に戻ってしまうわけ?

30~40年位前は、高齢者の介護は家族の役目(主に嫁、娘とされていた)でした。だから、家族の介護が必要になると、お嫁さんや娘さんは仕事を辞めたり、自分の時間が持てなかったりと云うことがありましたが、そう言ったことは「嫁なら当たり前」「娘なんだから仕方がない」と公然と言われてしまう傾向にありました。

今でこそ「施設に入所」「ショートスティ」と気軽に言えるようになりましたが、以前は「施設に入れるなんて、とんでもない!親を捨てる気ですか?」と言われてしまうことも少なくありませんでした。介護は家族がするもの。何事も順番です、と言われ、腰痛になろうと、精神的に追い詰められようと…助けてくれる人はいない状態の人(介護者)が多かったのです。

高齢者社会全体を、国、自治体、地域で支えましょう、と云う考えの「介護保険制度」

かし、2000年の4月に「公的介護保険制度」が始まり、被保険者は介護保険料を支払い、保険者である市町村は、その徴収した保険料と公費で介護を支えるという仕組みが出来上がりました。 保険料を支払うと云う新たなる出費は出来たものの、これで、高齢者介護は、家族が行うべきものではなく、保険者(市町村)が支えるものとなり、サービスも自らが希望するサービスを選べるようになりました。

マド・松本はもともとが施設の仕事をしていたので、訪問介護の仕事に就いたのは2003年頃からで、その頃は介護保険制度の規則もゆるやかで、利用者とその利用者の介護者(つまり家族)の為のものと云う仕組みは保たれていたと思います。足腰が弱り始めたから散歩したいけど、転倒が怖いからヘルパーさんと散歩したい→当時はこれOKでした。 無事に暮らせているかの安否確認→OKでした。 現在は出来ません。

今回の改正では、身体介護と生活支援で、生活支援がグンと減らされることになりました。時間数は減らされましたが、利用者さんが支払う利用料はほぼ値上がりしている状況です。何で? 何で? そうなんです、最近の介護保険制度の在り方を考えると「何で?」と思えることが多くあります。そもそも、足腰が弱ったから運動不足解消の為、リハビリの為、ヘルパーさんと30分でいいから自宅の周りw散歩したい、と云うのが何故ダメなのかがマド・松本には判りません。何事もモチベーションが大切ですし、何よりも本人の意志が大切なのに…したい散歩は出来ず、そのかわりに「行きたく無いデイサービスに行ってリハビリとか入浴とかしている」人は増えています。

家族のいる高齢者では、家事的なお手伝い(サポート)は出来ないのが現状となっている現在、家族のいる人の家で掃除や洗濯をしてあげる為には、身体介護と呼ばれる入浴介助や、清拭、足浴を行って、プラス生活支援…と云う形も増えつつあります。これでは、誰の為の介護保険制度なのか? 私は首を傾げてしまいます。要するに「自宅の家事は同居の家族がやりなさい」と云う、介護保険前の昔々の介護に逆もどりしてしまっているのが現状なのです。

新しい「介護保険制度」では、「グズグズしないで、どんどん地域を回ってヘルパー業務をして下さい」と云うことなのですが、今まで1時間半来てくれていたヘルパーさんが45分とか60分しか来てくれなくなって、で、料金は上がる…とは? 誰だって納得出来ないと思います。しかも、これまで、公費で賄われていた「介護職員処遇改善費」が、この4月から0.4%利用者さんの負担になってきている、と云うことです。なんだか、介護保険制度の名を借りながら、保険料の徴収が本来の目的だったのかな?と疑いたくなることもあります。

にこやかに、のんびりと、お話を聞きながら訪問介護がしたいと思う私。

回の介護保険制度の見直しで「時間を無駄にしないで、どんどん地域を回ること」が理想とされていますが、本当にそうでしょうか。 ご高齢者の家を訪問して、挨拶もそこそこに「ハイ、ご飯食べて」「薬飲んで」「トイレ行って」…とサービスをしても、より良い介護は出来ないと思うのは、私が甘いからでしょうか? 「掃除のサービスなら、掃除して終わり」「いつまでも年寄りの話なんて聞いていてはダメ」と云うことなのでしょうが、人のは話を聞く(傾聴)ことは、とても大切なことだと思います。何げない会話の中から、初期の病気を発見したり、メンタル的な変化に気づいたりすることが多いからです。

聖書にある「マルタとマリア」のお話

聖書の中に、イエス様が訪ねて来て、おもてなしをする2人の女性のお話があります。姉のマルタは、イエス様の為に食事を整えたりお湯を沸かしたり、室内を掃除したりと忙しかったのですが、妹のマリアは何もせず、ただイエス様の傍に座ってイエス様の話を聞いていました。姉のマルタは何もしない妹のマリアに腹を立てますが、イエス様はマルタを諭します。「なぜ腹を立てるのか?あなたの妹は私の話を聞いてくれていたのです」 お客様のお話を聞くのも大切なおもてなしです。

とまれ、私の新年度は幕を上げました。

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私の好きなカメリア(椿)この椿は乙女椿と云うのだと、昨年CHIKOさんから教えて頂きました。今年も、私のお気に入りの散歩コース(松戸市二十世紀ケ丘)に咲いていました。

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華やかな大輪咲きも良いけれど、可憐なシンプルな形のカメリアが好き。コサージュにしたいような美しい形や色…神様の創造は本当に素晴らしいです。


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レナ★

お久しぶりでございます(*^_^*)レナ★です♪おお!イースターの記事が、前より詳しくなっている♪♪あっ言い訳させて下さいな♪私はビン・カン・紙箱フリークですが、とくに!とくに!!(大事なので二回言いましたよ((笑)))にわとり柄が、良いっ!と思って、たまらなくなっちゃって・・・・・もうほんとうに素敵すぎるんですもの(●>▽<●)シアワセー          何だか、イースターの記事を今眺めさせていただいていると、教会の男の子のひとりが、うつっているチョコレートの立派なたまごをにぎりつぶしちゃったことや、ゲストの小さな女の子がすごくおもしろかったこと、にぎやかなざわめきとともに、思い出します。なんだか長文になってしまってしかも浸りきった?コメントすみません・・・・(>_<)が恒例の・・・・

また来たいと思います♪


レナ★
by レナ★ (2012-04-19 21:20) 

マドモワゼル・松本

レナ♡さんへ。

いやはや…イースターが過ぎれば、世間はポカポカ陽気になるものですが、今年は、春一番の風もやや冷たいです。

桜の開花も遅いし…。

で、にわとりのお菓子箱。

あれは、可愛いですよ~。紺色に、黄色い水玉が、どことな~く、レトロ。
子供の頃(私が)に着ていた絣(かすり)の着物を思い出します。

最近の「マドおばさん」は、仕事に追われて、追われて…。
忙しい毎日を送っています。

いつでも、マド・松本のブログに遊びに来て下さい。


by マドモワゼル・松本 (2012-04-19 22:09) 

kana

ほほぉ~レナさんはにわとり柄がお好きなんですね
気にかけておきます
by kana (2012-04-30 16:43) 

マドモワゼル・松本

箱とか缶って、微妙に心惹かれますよね。さすがに「物はもたない方が得策」と云う年齢になり、生活必需品よか消耗品とかしか買わなくなった私ですが、中国・台湾あたりのお茶の缶とか箱とかはすぐに捨てずに持っています。

レナさんにあげようかなぁ…と思うのは、フランス・フラゴナール社の香水石鹸の入っていた空き箱。バラの模様。全体的には黒。小さ目。

10代だったら、小物入れにしたかも?
(今じゃ、捨てるには惜しい…保管するには邪魔)

やっぱり、レナ・黒崎のところに差し上げよう。
by マドモワゼル・松本 (2012-05-06 01:37) 

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