6月の雨も神様からの恵み…雨音に感謝しながらこの世の旅路を歩みます。
教会の主日礼拝。2012年6月24日(日)
色とりどりの紫陽花の花の前で。マド・松本。 早いですね…今年も半分が過ぎようとしています。
先週は「伊勢旅行」で教会はお休みしましたので、本日は、伊勢土産「七味唐辛子」を持って教会に行ってきました。ちょうど、本日の昼食は「壮年会のうどん」だったので、七味唐辛子は良かったです。
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「仕事」も「遊び」も一所懸命が好き。その⑫
マイミク「いでちゃん」との珍道中は…台風が追いかけてくる豊橋~伊勢志摩の旅。2012年6月17日(日)~18日(月)
読者の皆さん、こんばんわ。梅雨の合間…。実は台風が近づいていた6月17日(日) mixiマイミクの「いでちゃん」と伊勢志摩の一泊旅行に行ってきました。伊勢志摩は8年ぶり…真珠の好きな私にとっては、伊勢志摩は「聖地」でございます。
まずは新幹線で豊橋へ…。八丁味噌の老舗「カクキュー」をご訪問です。
八丁味噌の老舗「カクキュー」は、全体的にレトロな雰囲気が漂っていました。
歴史を感じる重厚な味噌蔵。清潔感があります。
私は関東(川崎)の生まれなので、お味噌はたいてい白味噌です。子供の頃、母が作ってくれるお味噌汁は、大根や豆腐、油揚げ…そうそうアサリもよく登場しましたが、すべて白味噌で、それもこし味噌でした。 だから…と云うわけではないのでしょうが、大人になった今でも、お味噌汁は白味噌か、もしくは合わせ味噌を使いますが、赤みそはほとんど使いません。こし味噌が好きなのでこうじ味噌も使いませんが、今回は「八丁味噌」の体験。工場(味噌蔵)で試食した八丁味噌の味噌汁は、驚くほどアッサリして、でもコクがあって、美味しかったです。で、お土産に買ってみましたが、旅の始めに買ったので、1泊2日の旅の間、ずっと八丁味噌の重たさを感じながら…伊勢志摩の旅でした。
昔ながらの製造方法の味噌樽に重しの石。
由緒正しい味噌樽の前で。マド・松本。
老舗の「カクキュー」さんはNHKの朝の連続テレビ小説「純情きらり」の舞台となった名門の味噌蔵。
ご当地ソフトクリームには素通り出来ない私。もちろん、頂きました。同行した「いでちゃん」と辺りを見ながら「子供も食べてるから、きっと美味しいンだね」と。ホント、甘くて、ほんのり味噌の香りがして美味しかったです。
伊勢神宮(外宮)
神式では、鳥居をくぐる前に身体を清める…と云うお作法があるそうです。私はクリスチャンなので、写真撮影の為にちょっとお邪魔しました。水が冷たくて気持ちが良かったです。
深い緑の中で深呼吸すると、心も身体もリフレッシュです。
静かで広々とした風景は、日々の気忙しさから解放された気分になります。
苔むす長い石階段。前日の雨の湿気が地面から湧き上がるように感じ、まるで石階段や木々の呼吸を肌で感じている気分になります。森林浴って…こんな感じを言うのかなぁ。
二見浦
午後…と言っても夕方近くに訪ねた二見浦でしたが、天気が良かったので、波が穏やかで潮風が気持ち良かったです。
夫婦岩
穏やかな海を見ていると「旅に来てよかったなぁ~」と思います。
お宿は「伊勢志摩ロイヤルホテル」
天然温泉の露天風呂もあり、お部屋も広く、ゆったり出来ました。
「いでちゃん」とゆっくり温泉に入った後の夕食。海の幸満載の美味しいお料理に二人で感激!
お宿の付近は山あり海あり、美しい橋あり…。一夜明けて、朝のお散歩コースには最適でした。
女同士の旅の利点について。
今回、一緒に旅行をした「いでちゃん」とは、年も近いし、同業者(私は訪問介護、いでちゃんはグループホームのケアマネ)です。 お互い、堅苦しいことはキライだけれど、親しき仲にも礼儀あり…を鉄則に、節度をもって気持ち良くお付き合いできる友人のひとりです。 でも、私といでちゃんって、性格は真逆なんです。私はズボラ、いでちゃんは几帳面。それでも気が合うのって不思議です。
女同士の旅って、なかなか難しいこともあります。旅を行動的に過ごしたい人。ゆっくりノンビリしたい人。ブランド物を買いたい人。雑貨や面白グッズを買いたい人…etc 私は、旅に出たら、いろいろ見て回りたいけれど、無理はしたくないタイプ。 旅先では、ちょっと珍しい食べ物やスポットがあれば「食べてみたい」「行ってみたい」タイプです。「いでちゃん」との旅が気楽なのは、まず無理をしないと云うこと。「ダメならダメで良いや~」と、旅先でカリカリ・イライラしないところです。そして、食べ物の好き嫌いがほとんど無い、というのも、私にとっては旅がしやすい理由のひとつ。(考えてみると、私の友人知人って、食べ物の好き嫌いが無い人ばかりです)
女同士の旅の利点は、まず第一に「飽かずお喋りできること」 第二に「ノンビリすることが贅沢であると理解すること」 第三に「お互いに少女になれること」…かな?
伊勢神宮(内宮)
伊勢神宮は外宮に比べて、内宮はかなり広く、歩く距離も長いのですが、樹齢の高い杉の木や、どこまでも続く玉砂利が心癒されます。
内宮に入る前には、川のせせらぎで手を洗って清めるそうです。
台風がジワジワ近づいていても「何のその!」マド・松本の旅にはいつもお日様が着いて来てくれます。晴れ女・マドがいる限り、眩しいほどの採光が…。
自然の中から放たれるエネルギーを感じる私。大きな杉の木に触れていると、不思議と落ち着きます。
お昼ご飯は岩戸屋さんで、名物「伊勢うどん」と「手こね寿司」
伊勢うどんは、さぬきや稲庭のようにコシの良さを味わうのではなく、太くてやわらかめのうどんに、濃いタレをかけていただく独特の風味と食感です。手こね寿司は、もともと漁に出る猟師さんの「まかない」で、猟師さんは漁に出る時に酢飯だけを持ってゆき、漁で獲れた新鮮な魚をその場でさばいて手で混ぜ合わせてお寿司にしたことが由来だそうです。猟師さんのまかないって、贅沢~?
伊勢うどん
伊勢神宮内宮を良く歩いたので「伊勢うどん」も「手こね寿司」も大変美味しく頂きました。
猿田彦神社
自由散策の時間がたっぷりありましたので、まずは腹ごなしに猿田彦神社までお散歩です。「いでちゃん」のご希望で猿田彦神社のパワースポットへ…。
これがパワースポットの石(?) 干支が東西南北に書いてあり、決められた順番に手を触れていくと、願い事が叶うそうです。マド・松本はクリスチャンなので縁起はかつぎませんが「いでちゃん」は何かお願い事があったのか、真剣に順番通りに手を触れていました。(どんなお願い事かなぁ?)叶うといいですね。
おかげ横丁
おかげ横丁は、雰囲気的には鎌倉の小町通りのような感じですが、規模が大きく、舞台小屋や赤福本店などがありました。食べて、歩いて…今度は遊んで、です。
ハチマキをした可愛い猫のオブジェの前で。マド・松本。
この愛嬌のある笑顔…癒されます。
銘菓「赤福」本店。
現在も使われている「赤福」の蒸し釜
芝居小屋。歌舞伎好きの私には素通りできない魅力が…。
郵便局にも独特の風情があります。(私、こういう雰囲気が大好きです。着物を着て歩きたくなりました)
情緒ある通りの風景
今回の伊勢志摩の旅も、楽しく過ごし、美味しく頂き、シッカリ者の「いでちゃん」がいたので、私はお気楽でした。思い出に…二人で淡水パールのイヤリングを買いましたが、こんな時って「やっぱり女同士の旅って良いなぁ~」と思いました。ツアー旅行の甘い罠(?)はお土産物屋さんに何度も立ち寄ること。私もいでちゃんもそこそこ旅慣れているから、お土産物屋さんでは買い物しないつもりだったのですが「これでおしまい」「この店で最後」と言いつつ…見れば「八丁味噌」「伊勢海老せんべい」「かまぼこ」「伊勢うどん」…と買い込んでしまいました。すべてお腹に入ってハイ終わりですから、いでちゃんと一緒に買ったイヤリングは、良い思い出になります。
台風が来る、来る、と言いながらも、ついに逃げ切った今回の伊勢志摩旅行。またしても、マド・松本の晴れ女ぶりを証明いたしました。
帰りの新幹線では、夕食の筒花火弁当。美味しかったです。
主の晩餐式。2012年6月3日(日)
毎月、月の初め(第一日曜日)は、イエス様の十字架の贖いを記念して、教会では、パンと葡萄酒を頂きます。小さな杯と小さなパンですが、そこには、海よりも深く、空よりも広いイエス様の愛が顕現しています。
教会の生花の前で。マド・松本。
来週に備えられた恵みのお話。
来週は小学生の女の子のバプテスマ式があります。若い(っと言うより幼い)人のバプテスマ(洗礼)式って、何度か拝見してますが、感動で胸がキュンキュンします。人生の早い時期にイエス様を救い主と信じて信仰を頂く、ということは素晴らしいことですが、これからの長い長い人生には、信仰生活も山あり谷ありだと思います。だから、それを見守る私達教会員にも「年若い信仰を支え、守る」と云う責任だあるのだと思います。
とまれ、来週に備えられた信仰告白とバプテスマ式が、主に守られて、恵み深いものになりますよう、心からお祈りしています。 聖書の御言葉「神のなさることは、時に叶って美しい」
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今年最初の単衣の夏着物in国立劇場。2012年6月2日(土)
6月の歌舞伎鑑賞教室は平家物語から近松門左衛門の作品「俊寛」
中村橋之助さんが熱演した「俊寛」 舞台の仕掛けも大がかりで、迫力がありました。今回は花道真横で鑑賞。最後は花道が寄せ来る波となり、舞台の中央の高い位置から、岸壁から絶叫する俊寛僧都の憐れが何とも言えず、もの悲しいラストシーンでした。
私は白地に花模様の単衣の着物に絽綴れの帯…。気分はすっかり初夏です。
国立劇場にて。マド・松本。前回桜の頃には新緑だった木々も緑の濃さを増し、目に染みるような青さは、私を初夏景色の中に誘います。吹く風が何とも言えずに心地よい土曜日の午前でした。
大好きな劇場の雰囲気
今回は休憩時間(幕の内)が20分と短かったので、座席でお弁当を頂きました。
★★★ 雑感 ★★★
今回の「歌舞伎鑑賞教室」は、都内の女子高校生らしき集団が1階席中央を占めていました。その周囲には外国人のグループがチラホラ…。歌舞伎鑑賞教室ならではの光景です。普段の歌舞伎の緊張した雰囲気も大好きですが、気軽さのある国立劇場の歌舞伎鑑賞教室の和気藹々とした雰囲気も好きです。案内役の大谷廣太郎さんが舞台花道に屈んで高校生の方に「この太鼓の音は何を表わしているか、判る?」と気さくに話しかけたり、普段は見られない舞台装置や竹本連中、鳴り物等もじっくりと見ることができます。
また、とても印象的だったのは、国立劇場の歌舞伎養成所の新人歌舞伎役者さん達も出演していました。歌舞伎役者…と云うと、まず「世襲」と考えがちですが、歌舞伎養成所からは多くの役者さんが育っているとのこと。今回は女子高校生が多かったから、若々しい大谷さん(三代目明石家)や、新人歌舞伎役者さんのファンが出来ると良いですね。
ところで、私は「歌舞伎鑑賞教室」の気楽な雰囲気が好き、と言いましたが、気楽な雰囲気、気さくな説明と「 歌舞伎を観るマナー」は別問題。私、歌舞伎でマナーの悪い観客が大嫌いです。まず第一に「私語」 これはとても迷惑ですし、熱演している役者さんに対しても失礼ですよね。 第二に「遅刻」 開幕時間、休憩時間がちゃんと決まっているのだから、守ってほしいものですね。開幕の緊張した雰囲気が台無しになりますから。あと、座席でのお弁当は休憩時間内に召し上がって頂きたい。歌舞伎の大好きな人達からしたら、近くで物を食べながら観ている人がいると云うのは、不愉快と云うより悲しいのではないでしょうか? 「歌舞伎鑑賞教室」は初心者向けの、楽しい歌舞伎ですが、でも、あくまでも「歌舞伎を学ぶ時間」 学ぶ姿勢で臨みたいものです。
とてもマナーが良かった女子高の皆さん。
今回は、沢山の女子高校生が来ていましたが、とてもマナーが良かったです。1階席を埋め尽くすほどの団体でしたが、歌舞伎をきちんと鑑賞していました。若い女の子の集団ですから、開幕前や休憩時間は、ワイワイ・ガヤガヤ・キャーキャーと賑やかでしたが、ひとたび幕が上がると私語は無く、ひとつひとつの演技に拍手や感嘆の声を上げるなどしていました(お行儀のよいお嬢様方で、マド・松本も嬉しかった)
それって、教会の礼拝マナーにも通じるものがあります
「遅刻厳禁」「私語厳禁」 牧師の話は集中して柔かい心で聴く。これは教会で礼拝に出席する上での初歩的マナー。 だからと言って「教会は堅苦しい所」と思わないで欲しいンです。これは「けじめ」の問題。教会の礼拝では、礼拝前の交わり、礼拝の中での簡単な挨拶、礼拝後のティータイム…そして各会例会等…楽しくお喋りする時間は随所にあります。だから、礼拝の時間は規律正しく致しましょう、ということです。
何故、規律正しく、静かな礼拝が望ましいか?と言うことについて。
私にとって、教会は「楽しい場所」です。ひとつは「同じ信仰を持つ兄弟姉妹と賛美し、祈り、交わりを持つ」と云う時間は貴重であり喜びであり、また希望です。 しかし、教会に(日曜日に)通っていらっしゃる方の中には「月~土まで仕事に追われている方」「悩み苦しみを抱えている方」「信仰を追い求めている方」が多くいる、という事実です。私も、普段は仕事に追われ、悩みは尽きず、悲しみもあります。だから(いつもではありませんが)「ああ…今日は教会で静かに信仰を感じたい、燃え尽きそうになる心に再び火を灯したいなぁ」と思うことがあります。疲れた人、苦しみを持つ人にとって、静かな賛美、静かな祈りの時は、翌日からの1週間を過ごす為の大きな「糧(かて)」となるわけです。「厳格と云うのではなく、心に優しい、清らかで暖かい礼拝。そのひとつに礼拝におけるマナーがあると思います。
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2012-06-02 20:08
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